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マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2009)シンポジウム

セッション 2G  ホームネットワークと家電 (UBI)
日時: 2009年7月8日(水) 15:30 - 17:10
部屋: コスモス
座長: 寺田 努 (神戸大学)

2G-1 (時間: 15:30 - 15:55)
題名Wi-Foto: 分散スマート環境におけるユニバーサルなサービス制御機構
著者*堀見 宗一郎 (立命館大学情報理工学部情報システム学科), 井上 貴仁 (日本HP), 新井 イスマイル (立命館大学総合理工学研究機構), 西尾 信彦 (立命館大学情報理工学部)
Pagepp. 349 - 357
Keywordスマート環境, 位置情報, REST, Wi-Fi
Abstract様々な情報機器や家電製品から構成され,それらが協調しサービスを提供するスマート環境の構築が盛んである.これら多数の機器がネットワークを介して接続された環境ではユーザが利用したい機器を明示的かつ直感的に選択・制御することが重要である. 本研究では,このような要求を満たす機構としてWi-Foto(Universal Remote Controller using WiFi-based localization and Photographic View)を提案する.Wi-Fotoではユーザの利用場所に応じて事前に撮影したスマート環境の写真をインタフェースとして提供し,写真上に映っているデバイスを制御する為の最適なコントローラを提供する.本稿ではWi-Fotoの設計・実装および評価について述べる.

2G-2 (時間: 15:55 - 16:20)
題名低炭素排出時代におけるホームネットワークの課題
著者*土井 裕介 ((株)東芝/東京大学), 寺本 圭一 ((株)東芝), 飯野 穰 ((株)東芝/東京工業大学)
Pagepp. 358 - 363
Keyword電力環境品質, 情報家電, ホームネットワーク, 低炭素排出
Abstract二酸化炭素排出量削減の取り組みは,特に家庭や事業所などの,多数の小規模な発生源が存在する区分において一層の努力が必要な状態である.そのための切り札として,太陽光発電をはじめとする自然エネルギーの積極的導入が検討されている.しかし,自然エネルギーは制御が困難であることから,導入量が増加するにつれて電力需要が揺動し,二酸化炭素排出量の削減が進まない可能性もある. 本研究では,特に家庭の二酸化炭素排出量削減において,自然エネルギーを上手に使い切り,電力系統に対して不要な揺動を与えない,あるいは揺動を積極的に吸収するためのホームネットワーク技術に必要な技術課題について検討し,また一つのアプローチを示す.

2G-4 (時間: 16:20 - 16:45)
題名User Interface for Event-Action Settings for Ubiquitous Computing Environments
著者*Yuichiro Kato, Hiroshi Mineno (Faculty of Informatics, Shizuoka University), Norihiro Ishikawa (NTT DOCOMO, Inc.), Tadanori Mizuno (Faculty of Informatics, Shizuoka University)
Pagepp. 364 - 371
Keywordユーザインタフェース, センサネットワーク, 情報家電
AbstractThe design and implementation of a user interface for event-action settings for ubiquitous computing environments is presented. There are many devices connected to a network in ubiquitous computing environments. However, many kinds of networks coexist, and they use different communication protocols. Therefore, many systems are composed of individual networks using the same protocols. A system that can integrate different networks is being developed in our laboratory. A user interface to set the relation between events and action is simultaneously required to provide various services in such environments. We address requirement and problems in creating such user interfaces. Taking these into account, we implemented a system to generate a user interface using metadata obtained form devices.