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マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2011)シンポジウム

セッション 4C  会議支援
日時: 2011年7月7日(木) 8:00 - 9:40
部屋: エメラルド
座長: 中道 上 (南山大学)

4C-1 (時間: 8:00 - 8:25)
題名仮想空間上でのプログラミング作品共有環境の構築
著者*森本 竜也 (立命館大学大学院理工学研究科), 大平 愛, 吉村 学人, 高田 秀志 (立命館大学情報理工学部)
Pagepp. 628 - 635
Keyword協調作業, 教育支援, 仮想環境, GUIプログラミング
Abstract近年,初等教育において,Squeak eToys やScratch といったGUI プログラミング環境を用いた授業が行われてきている.このような授業では,他の児童の作品を閲覧する機会や保護者に作品を見てもらう機会が少なく,相互評価や授業の振り返りが行いにくいといった現状がある.そこで,本稿では,仮想三次元空間に児童の作品を展示し,児童や保護者が児童の作品を閲覧することができる環境を提案する.この環境により,児童が相互評価や授業の振り返りを行うことができる機会を増やすことができると考えられる.本システムをGUI プログラミング環境を用いた授業に適用し, 児童にアンケートを実施した.その結果,作品をじっくり見ることができたと答えた児童は63.3%であった.さらに,他の児童が集まって作品を閲覧している光景を発見することができたと答えた児童は80.0%,そのうち,その作品を見たと答えた児童は75.0%であった.

4C-2 (時間: 8:25 - 8:50)
題名簡易書式を利用したホワイトボードログ動画の振り返り支援システム
著者*谷口 禎英 (東京工科大学大学院バイオ・情報メディア研究科), 堀口 悟史 (慶應義塾大学大学院理工学研究科), 井上 亮文, 井垣 宏, 星 徹 (東京工科大学コンピュータサイエンス学部)
Pagepp. 636 - 641
Keyword会議支援, ホワイトボード
Abstractホワイトボード上に書かれた内容は,記録しておくことで後から議事録を作成するための資料や新たなアイデア創出のヒントとして再利用することができる.議論の途中経過を残すために保存された動画のログは,どの動画にどの議論が記録されているかわかりづらい.また,いつ,何が議論されているかわからないため効率的な振り返りができない.本稿では,ホワイトボードを用いた議論のログ動画を振り返りやすい形に再構成し提示するシステムを提案する.提案システムでは,ログ動画から簡易な記号によって強調された箇所の切り抜き画像と書き込み時間を抽出し,時間軸と関連付けて表示することで,いつ,どういった内容が議論されていたかを把握しやすい振り返り用コンテンツを生成する.

4C-3 (時間: 8:50 - 9:15)
題名発想一貫支援システムGUNGEN-SPIRAL兇鮖藩僂靴仁濱KJ法の考察
著者*五郎丸 秀樹, 爰川 知宏, 前田 裕二 (NTTサービスインテグレーション基盤研究所), 安食 俊宏, 宗森 純 (和歌山大学)
Pagepp. 642 - 651
Keyword累積KJ法, 発想支援, データ分割

4C-4 (時間: 9:15 - 9:40)
題名ディスカッションにおけるデータの自動周回を利用した情報共有手法
著者*藤田 訓義, 田中 二郎 (筑波大学大学院システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻)
Pagepp. 652 - 658
Keyword会議支援, 情報共有, テーブルトップ
Abstractグループでディスカッションを行う際に,様々な理由によってある個人の中で制限 されてしまい,ディスカッションの場に提示されなくなってしまう発言は少なからず 存在する.例えば,他者の発言を聞いている際にはそれを遮ってまで発言を行うこと はためらわれてしまうことが多い.そのためふと思いついたような事柄は後の適切な タイミングで発言として提示を行おうとする.しかし,ディスカッションが進み他の 事柄にも関心が向けられていく中でその一部,あるいはすべてを忘れてしまうことが ある.このような発言を本研究では「失われる発言」と定義し,それを減少させディ スカッションをより発展させるためのシステムとして「データサイクル」を提案,実 装した. データサイクルでは,ディスカッションの際にメンバが囲むテーブルがタッチパネ ルディスプレイとなっており,ふと思い浮かんだ些細な事柄などをテーブル上に即座 に提示できる.またそれを自動周回させることで情報共有を行う.自動周回による情 報共有は,提示されたデータを閲覧するために主体的な操作をそれほど要求しないた め,メンバの注意をディスカッションから大きく逸らすことのない情報共有を可能に する.データサイクルの導入により,ディスカッションの場には様々な情報が視認で きる形で存在するようになり,そこから本来生まれることのなかったかもしれない新 たな考えを生み出すことが可能になると考える.