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マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2013)シンポジウム

セッション DS  デモセッション/企業展示
日時: 2013年7月11日(木) 17:35 - 19:15
部屋: エトワール

DS-1
題名情報セキュリティ教育のためのセキュろくハイブリッドシステムの開発と適用
著者*市川 智史 (東京電機大学 未来科学部 情報メディア学科 情報セキュリティ研究室), 会田 和弘 (認定NPO法人イーパーツ), 佐々木 良一 (東京電機大学)
Pagepp. 2059 - 2066
Keyword情報セキュリティ, 教育コンテンツ, すごろく, タブレット端末, 協同学習
Abstractインターネットは利便性の増大の一方で,悪意や不正の目的にも容易に利用できるという二面性を持っている.そのため,各個人が情報セキュリティの脅威を正しく理解し,対応しなければならない.しかし,初心者ユーザは情報セキュリティに対しての意識が低く,適切な対応を取れていない可能性がある.その原因の一端として,身近に学習の場がないことや,用語や内容の難しさからくる情報セキュリティに対する苦手意識が挙げられる.そのため著者らは情報セキュリティに対する敷居を下げ,身近に感じてもらうために楽しみながら学習できる環境が必要であると考えた.そこで,学習者同士がFaceToFaceで楽しみながら学習できるというアナログのメリットと記録や手間の軽減に長けているデジタルのメリットを組み合わせることで誰でも気軽に情報セキュリティの学習ができる「セキュろくハイブリッドシステム」を考案,開発した.これはセキュろくナビゲータとセキュろくデータベース,セキュろくOnlineからなり,それぞれは学習記録保持および,その有効活用,システムの利用促進等の役割を果たしている.また,セキュろくハイブリッドシステムを実際に適用して行った評価ではほとんどの項目で高い評価を得ることができた.本稿では,セキュろくハイブリッドシステムの概要と構成要素各々の詳細を報告するとともに,実際に適用を行った評価結果について報告する.

DS-2
題名検索可能暗号の高速化とWebアプリケーションへの適用方式に関する提案
著者*松田 規, 伊藤 隆, 柴田 秀哉, 服部 充洋, 平野 貴人 (三菱電機)
Pagepp. 2067 - 2074
Keyword検索可能暗号, 公開鍵暗号, Webアプリケーション
AbstractBonehらによって公開鍵暗号に基づく検索可能暗号が提案されて以来,AND/OR検索や範囲検索などの高機能化を図った成果が提案されている.しかし,検索時に,暗号化した文書に添付された検索用の タグを順次チェックする必要があるため,検索時間が文書数に比例するという欠点がある.一方,Bellareらによって提案された確定的暗号に基づく方式は,検索時間は文書数のlogオーダに抑えられるが,キーワードのエントロピーがBrute Force攻撃に対して安全であるほど大きくなければならないという制約があり実用的ではない.本論文では,はじめに安全性と高速性のバランスを調整可能な検索可能暗号方式を提案する.本方式は,タグから数ビットの情報漏れを許容することで,サーバ側で索引生成が可能となり,検索の高速化が可能となる.次に,提案方式をWebアプリケーションに適用する方式を提案する.本方式では,データベースのユーザ定義関数として検索可能暗号を実装し,またブラウザにて暗号・復号を行う構成をとることで,Webアプリケーションで復号のための秘密鍵を一切管理する必要がなくなり,利用者自身が機密情報のセキュリティをコントロールすることが可能となる.

DS-3
題名複数サーバに復号権限を分散したWebベースファイル送受信システム
著者*佐藤 誠 (名古屋工業大学), 毛利 公美 (岐阜大学), 土井 洋 (情報セキュリティ大学院大学), 白石 善明 (名古屋工業大学)
Pagepp. 2075 - 2082
Keywordファイル送受信システム, IDベース暗号方式, 復号権限, 二重暗号化, 複数サーバ
Abstract内容を秘匿すべきファイルを送受信したいとき,ファイルを共通鍵暗号方式で暗号化し,ファイルの暗号化に用いたセッション鍵を公開鍵暗号方式を使って送受信者間で共有するという手段が一般的である.セッション鍵の共有に公開鍵基盤(PKI)ベースの公開鍵暗号化を使うと,受信者の秘密鍵を保存した端末に利用が限定される.本稿では,利用者がソフトウェアを新たにインストールすることなくWebブラウザで利用できる暗号化ファイル送受信システムを提案する.ファイルの暗号化に使ったセッション鍵を,個人を特定できる情報(ID)を公開鍵として利用することのできるIDベース暗号(IBE)の一方式を使って送受信者間で共有する.IBEでは,秘密鍵(復号鍵)を復号鍵発行サーバ(PKG)が生成する.復号鍵配布時のPKGによる受信者の認証に既存のメール送信者認証を利用することで,認証システムの新規構築を不要とした.提案システムはPKIベースの暗号化メールをファイル送受信に使う場合と比較して,利用者が端末にしばられず利便性が高いことを確認した.

DS-4
題名解析処理・可視化処理を伴うP2P型センサデータストリーム配信機構の一実装
著者*石 芳正 (大阪大学), 川上 朋也 (神戸大学), 義久 智樹 (大阪大学), 寺西 裕一 (情報通信研究機構/大阪大学)
Pagepp. 2083 - 2087
Keywordセンサデータストリーム配信, Peer-to-Peer
Abstractライブカメラや環境モニタリングなどの用途によるセンサの普及に伴い,観測データが連続的に流れるセンサデータストリームの配信に対する注目が高まっている.我々の研究グループでは,複数の配信先がそれぞれ異なる周期でセンサデータを収集する環境を想定し,Peer-to-Peer 技術を用いて配信先の通信負荷を分散する Peer-to-Peer 型センサデータストリーム配信システムを研究してきた.本研究では,我々が設計・開発を進めている Generic Transport を用いて,可視化処理機能を実装し,上位サービスとして動作するセンサーデータストリーム配信システムの通信可視化を行った.

DS-5
題名コンテキストデスクトップを用いた地域情報配信システムの実装
著者*小林 悠一 (静岡大学大学院情報学研究科), 遠子内 智 (静岡大学情報学部情報科学科), 大野 敬史 (富士通研究所), 西垣 正勝 (静岡大学大学院情報学部研究科), 峰野 博史 (静岡大学大学院情報学研究科)
Pagepp. 2088 - 2093
Keywordコンテキストデスクストップ, デジタルサイネージ, ライフログ, 位置情報
Abstract現在,インターネットを通じて大量の情報が配信されており,ユーザ要求に応じて多種多様な情報を取 得できる.しかし一方で,大量の情報の中から必要な情報にアクセスするための情報フルーエンシーを持 たない人もいる.例えば,インターネットの利用に不慣れな高齢者が,地域社会活動への参加に意欲があ りながらも,関連する情報を得られないばかりに機会を失うことがある.景気の低迷や雇用情勢などによ り若年人口の都市部への流出が続き,地方では少子高齢化が急速に進行している.高齢者を中心とした地 域の人々が形成するコミュニティを活性化することは,その地方衰退の回避に寄与すると考える.このよ うな理由から,高齢者の地域社会活動への参加は重要性を増しており,高齢者などが地域社会に参加する きっかけとなる情報を提示する仕組みが必要であると考える. 本研究では,高齢者に対して,地域社会への参加を促す情報を自動的に抽出し,デジタルサイネージに 表示するシステムを提案する.システムにはコンテキストデスクトップという技術を用いることにより, 効率的にシステムを構築する方法を示す.

DS-6
題名空間依存情報を用いた場所ベース認証方式の実装
著者*蜂谷 達郎, 萬代 雅希 (上智大学)
Pagepp. 2094 - 2096
Keyword無線LAN, スマートフォン, 認証
Abstract本デモンストレーションでは空間依存情報を用いた認証システム(SmartLocAuth)を提案する.SmartLocAuthでは,特定の場所における空間依存情報を利用することにより場所ベースの認証を行う.空間依存情報とは場所に依存する情報であり,無線LANのアクセスポイントからのService Set Identifier(SSID)や環境音などが挙げられる. SmartLocAuthではGlobal-Positioning System(GPS)を用いないため屋内でも利用できる.更にGPSを搭載していない機器でも利用可能である.本デモンストレーションでは空間依存情報としてSSIDを用い,SmartLocAuthをAndroid OS 4.0のGalaxy Nexusに実装したので,詳細について報告する.

DS-7
題名行動支援サービスのための体験データ記録データベース
著者*土井 千章, 山田 渉, 中川 智尋 (NTTドコモ 先進技術研究所), 田中 剛, 鈴木 誠二 (静岡大学大学院情報学研究科), 峰野 博史 (静岡大学情報学部), 稲村 浩, 太田 賢 (NTTドコモ 先進技術研究所)
Pagepp. 2097 - 2104
Keywordライフログ, 行動支援
Abstractユーザの興味度や満足度の高い行動を支援するサービスの実現に向け,お店やスポット,商品に関する興味や満足度等の主観情報を含む体験データをクラウドに一元的に保持するパーソナルな体験データ記録データベース(DB)を提案する.従来,ユーザの体験データは食事やスポット,商品等ジャンルや用途に応じて口コミやSNS等の各サービスに断片化して保持されている.体験データ記録DBは5W1Hに基づく汎用的なメタデータ定義を持ち,体験データのサービス間の共用とジャンル横断的な可視化・分析を可能とする.行動支援サービスとして,ユーザの位置やシーンに合わせて体験データの行動をリマインド,リコメンドするアプリケーションを実装した.本プロトタイプを通じて17名から1384件収集した体験データについて,興味度,満足度の付与傾向や興味の変化等を可視化,分析した結果を示す.

DS-8
題名ひとがつながるなび - 位置と気持ちと空間の共有 -
著者*上嶋 祐紀, 藤田 和久, 樋口 雄大, 廣森 聡仁, 山口 弘純, 東野 輝夫 (大阪大学 大学院情報科学研究科), 下條 真司 (大阪大学サイバーメディアセンター)
Pagepp. 2105 - 2115
Keywordソーシャルアプリケーション, 位置推定, ユーザプロファイル, 環境情報
Abstract本研究では,大規模な商業ビル内の店舗やレストラン群,東京ビッグサイトのような大型のイベント会場におけるブース群といった,ある共有空間における人々の存在・行動情報,ならびにそれらの人々の気持ちや考え,感覚などを統合的に共有するための共有空間ナビゲーションプラットフォーム「ひとなび」の設計開発を行う.ひとなびでは,(i) リアルタイムな人々の存在状況(ひと),および,(ii) そこに存在する物体(オブジェクト)やリアルタイムに発生する事象(イベント),あるいは周辺環境に対する人々の考えや気持ち(きもち)を取得し,スマートフォンやタブレットにわかりやすく提示することを目指す.グランフロント大阪で産学の最先端技術を展示するイベントスペース「The Lab みんなで世界一研究所」において本システムを展示し,多数の一般来場者に「ひとなび」のコンセプトを伝え,本システムの有用性やエンターテイメント性,また将来的な応用可能性に関するフィードバックを得るとともに,人々の位置検出技術に関する性能評価実験を実施した結果を報告する.

DS-9
題名ソフトウェア無線を用いた実証デモンストレーション --重畳符号化と全二重通信--
著者*中川 翔 (静岡大学情報学部), 山崎 景太, 杉山 佑介 (静岡大学 大学院 情報学研究科), 木崎 一廣 (通菱テクニカ株式会社(TRT)生産技術推進センター), 猿渡 俊介 (静岡大学情報学部), 渡辺 尚 (大阪大学 情報科学研究科)
Pagepp. 2116 - 2127
Keywordソフトウェア無線機, 重畳符号化通信, 無線全二重通信, Universal Software Radio Peripheral, Wireless Open-Access Research Platform
Abstract研究者や技術者が手頃に使用できるソフトウェア無線機の登場により,新しい無線 通信方式のラピットプロトタイピングが可能となりつつある.本稿では,新しい無線通信方式を考察するための基礎を構築することを目的として,ソフトウェア無線機を用いた重畳符号化および無線全二重・マルチホップ通信の実証デモンストレーションについて述べる.重畳符号化の実装では,ハードウェアとしてUniversal Software Radio Peripheral (USRP) N200,ソフトウェアとしてUSRP用のドライバであるUSRP Hardware Driver (UHD)とC++を用いる.無線全二重・マルチホップ通信の実装では,ハードウェアとしてWARPv3,ソフトウェアとしてWARPLabを用いる.これらのデモンストレーションにより,新たな無線通信方式を実機上で実証的に考察する環境を整えられることを示す.

DS-10
題名Adaptation of Storm to Large Scale Distributed Publish/Subscribe System
著者*Masanao Matsuura (Nara Institute of Science and Technology), Satoshi Matsuura (Nara Institute of Science and Technology/National Institute of Information and Communications Technology), Atsuo Inomata, Kazutoshi Fujikawa (Nara Institute of Science and Technology)
Pagepp. 2128 - 2132
KeywordPublish/Subscribe, Large scale sensor network, Stream data processing, Complex event processing
AbstractPublish/Subscribe model is a solution for real-time stream processing on wide area sensor networks. However there is still a significant issue that Publish/Subscribe system does not guarantee message reachability. Large scale distributed systems are required to achieve scalability. To tackle these issues, we implement a real-time Publish/Subscribe sensor networking system using Storm, one of a complex event processing engines which has an ability to guarantee processes reachability in cluster system. In this demonstration, we visualize our system and show its performances.

DS-11
題名距離画像による空間情報マッチングに基づくマーカレスARシステムの設計と実装
著者*山川 健司, 梶 克彦, 河口 信夫 (名古屋大学大学院 工学研究科)
Pagepp. 2133 - 2140
Keyword距離センサ, ポイントクラウド, マーカレスAR
Abstract実世界の映像にデジタル情報を重畳表示するAR (拡張現実感) には,姿勢追従や位置推定が必要となる.本研究では室内におけるマーカレスARを取り扱う.マーカレスARの課題の1つとして環境の変化が挙げられる.例えば,環境光の変化,オブジェクトの見え隠れ,移動などにより姿勢追従や位置推定の精度が低下する.これらに強いロバストな位置推定手法について検討する.室内には天井,壁,机などの平面オブジェクトが多く存在する.そこで,これらの平面の組み合わせのパターンに注目する.本稿では,平面同定と,平面によって構成される3次元空間情報(以下,シーン)の同定手法を提案する.シーン中に含まれる平面の数,平面間の角度,平行な平面間の距離をシーンの特徴量として用いる.空間情報の取得には,距離画像センサを用いる.評価実験では,実際の室内環境を用いてマッチングを行った.結果としてはすべての学習済み環境が正しく同定でき,未学習の環境は該当なしの結果を得た.

DS-12
題名パラメトリックスピーカーを用いた音楽ゲームSound Shootingの提案
著者*小山内 晴紀, 澤野 弘明 (愛知工業大学 大学院経営情報科学研究科), 土屋 健 (諏訪東京理科大学 経営情報学部), 小柳 恵一 (早稲田大学 理工学術院)
Pagepp. 2141 - 2144
Keywordパラメトリックスピーカー, 音楽ゲーム
Abstractアミューズメント施設に設置されているゲームのエンターテインメント性の要素の一つに音がある.本論文ではユーザが音源の位置を自在に変化させ,タイミングに合わせて効果音を発生させる音楽ゲーム``Sound Shooting''を提案する.このゲームを実現させるに,音が一直線上に進み,壁などの遮蔽物で音が反射する性質を持つパラメトリックスピーカーを用いる.ユーザがパラメトリックスピーカーを手に持ちスクリーンに向けることで,スクリーン上の音源の位置が制御され,アクションと連動した立体的な音響効果の演出を行う.

DS-13
題名スマートフォンを用いた麻雀自動得点計算システムの提案
著者*松井 雪治, 澤野 弘明, 水野 慎士 (愛知工業大学大学院)
Pagepp. 2145 - 2150
Keyword麻雀, デジタルコンテンツ, 画像処理
Abstract本稿では,画像処理を用いて麻雀の自動得点計算を行うシステムを提案する. 麻雀は将棋やリバーシといったテーブルゲームに比べ,ルールが複雑である. その中でもあがり時の得点計算は,符点と役の種類及び飜数(ハンスウ)によって得点が計算されるが これらの組み合わせが複雑なため,初心者がプレイするには難解である. そこで本研究では,麻雀の得点計算を支援するため,スマートフォンを用いた麻雀の自動得点計算システムを提案する. 提案システムでは,初心者がスマートフォンを用いて麻雀のあがり時の手牌を撮影することで,自動で手牌を認識し,得点計算を自動に行うものである.

DS-14
題名カルタを使ったデジタルコンテンツの提案
著者*内藤 将司, 水野 慎士 (愛知工業大学大学院)
Pagepp. 2151 - 2156
Keywordカルタ, 画像処理, 音声認識, デジタルコンテンツ
Abstract本論文では,主に子どもの参加者がカルタをより楽しむことを目的として,カルタ遊びにデジタル技術を活用したカルタ遊び支援システムを提案する.読み手が読み札を読むことで,場に並べられた絵札を自動的に見つけ出して提示するもので,カルタ遊びが苦手な人を支援したり,システムと対戦したりすることができる.カルタは日本の伝統的な文化の一つであり,知育としての側面がある.そこで,カルタで遊んだことのない子どもに本システム用いてカルタ遊びを楽しんでもらうことで,日本の歴史・文化に興味を持ってもらいたいと考える.カルタは愛知県名古屋市中区の長者町繊維街がまちおこしの一環として作成された”長者町カルタ”を使用している.

DS-15
題名CGと音でお絵描きを拡張する不思議なスケッチブック
著者*近藤 菜々子, 水野 慎士 (愛知工業大学 大学院)
Pagepp. 2157 - 2164
Keywordコンピュータグラフィックス, お絵描き, サウンド, インタラクティブ, デジタルコンテンツ
Abstractスケッチブックへのお絵描きは,ペンやクレヨンさえあればいつでもどこでも始められ,特に子供たちにとっては最も身近な芸術制作の一つである.そのため,スケッチブックへお絵描きするような感覚で二次元および三次元のCGを制作できるコンピュータアプリケーションが数多く開発されており,画像処理技術などを用いてお絵描き表現の拡張を試みているものも少なくない.しかし,これらのアプリケーションをスケッチ感覚で扱うには液晶ペンタブレットなどの機器が必要であり,子供たちが自由自在にお絵描きするには画面サイズが不十分である場合も存在する.そこで,本論文ではスケッチブックに描かれた絵をカメラで撮影して画像処理やCG生成やサウンド生成を施すことでお絵描きを拡張する映像ツールを提案する.ユーザは普通のスケッチブックに普通のカラーペンで自由にお絵描きするだけである.そして,お絵描き中やお絵描き後にWebカメラを通して絵を眺めると,絵が立体的に変形して動き出したり様々なステレオサウンド発生をしており,ユーザは絵に基づく映像とサウンドの変化を楽しみながらスケッチブックへお絵描きすることができる.本論文では,お絵描き拡張映像ツールの概要と実現方法を述べるとともに,子供らを対象としたお絵描き実験について報告する.

KS-1
題名(企業展示) 無人移動ロボット用バーチャルテストコース・環境シミュレータ
著者*藤井 北斗, 平松 裕二, 神谷 剛志 (ヤマハ発動機株式会社 イノベーション研究部 知的システムGr)
Pagep. 2165

KS-2
題名(企業展示) Scenargie -DTN研究への活用-
著者*金田 茂, 前野 誉 (株式会社スペースタイムエンジニアリング)
Pagep. 2166

KS-3
題名(企業展示) 車載Wi-Fi の利用を想定した災害時伝言サービス
著者*大西 亮吉, 松本 真紀子, 渡部 聡彦, 吉岡 顕 (株式会社トヨタIT開発センター 研究部)
Pagep. 2167